こんにちは！孝丸です
皆さんは「裏街道」ってご存知ですか？
通称「裏街道」はサッカーで使われるドリブル
トラップからや相手を抜く時に使われます
相手の左右どちらかにボールを流し逆からそのボールを追いドリブルする方法
ボールとは逆に走るため抜かれる選手はボールに行くのか逆側を走る相手に行くのか一瞬迷うわけです
トラップも同じで味方からのパスを相手を引き寄せてアウトサイドまたはインサイドで引っ掛け逆を抜いていく方法
この1年、高校サッカーを観てきてこの裏街道を見たことがないんです
裏街道はトラップして足元に止めるのではドリブルへ移るのが遅くなります
トラップをせず相手と向き合う時間を無くし速攻性を要する時に使います
要するにそのままドリブルで突破できると言うことです
しかし本来のドリブルはこれです
足元で捏ねるのはドリブルではなく前も話したようにフェイントです
相手に構える時間を与えない、相手の不意をつく、前が空いているなどに效果があるわけです
またドリブルしている本人のスピードを落とさずボールを運ぶ、また相手を置き去りにできる唯一無二のドリブルです
しかし今はほとんど使われないことに驚きました
ゾーンディフェンスが主流とは言え自ら相手との間合いを縮めることでゾーンをマンツーマンにし裏街道で仕掛ける
それもテクニックです
そういった攻撃的テクニックが少なくなってきたのも確かです
勝負、騙す、嵌めるがサッカーの戦い方
僕達の時代では当たり前のプレーでした
真正面からガチンコで勝負なんて相手が強くなればなるほど勝てません
勝てない相手をどうやっつけるか
それが勝負であり、騙して嵌めるテクニックと言うことです
もちろんそれにはスピードも必要、タイミングも必要、あと負けない気持ちが必要です
どんどん練習し、挑戦して欲しいと思います
