こんにちは!孝丸です
「トモニイコウ」
この本に出会ったのは10年以上前
今日はお休みの方も多いかと思いますので連投でもう一つ投稿します
滝川第二高校のサッカーを初めて観たのはhiyoが小学5年の時
かれこれ16年前、藤枝競技場へvs静岡学園とのプリンスリーグを観に行きました
結果は静岡学園が勝利
実を言うと静岡学園の応援に行ったはずがいつの間にか滝川第二の素晴らしい試合に引き込まれ滝川第二ファンに
この時に「勝つのが良いのではなく全力で戦うことの素晴らしさ」を知ったきっかけにもなったと思います
この藤枝競技場は僕が小学6年の時に全国からトップチームが集まり試合をし見事全国3位になった場所
当時では藤枝で開かれた裏全国大会的な公式試合でした
話しは戻りhiyoは負けたとは言え全力で戦い抜いた滝川第二に魅了され小学5年で滝川第二を目指すきっかけになった試合だったんです
その年、黒田監督は引退→ヴィッセル神戸のユース強化部長に移る最後の年でした
選手はプリンスリーグ全国優勝し黒田監督を胴上げしようとチームが一丸となったリーグでした
滝川第二はこの静岡学園の試合だけを落とし他全試合勝利し初の全国優勝を成し遂げた大会でした
その後、hiyoは滝川第二を目指すためにサッカーと勉強の両立
滝川第二へ小学6年にあるチームから誘いを受け合宿遠征
宿泊は滝川第二の教室
もちろん勉強も教頭先生が教えてくれて勉強とサッカーの遠征でした
また小学、中学と滝川第二のサッカーフェスティバル(コパ・エスペランサ)に参加
中学3年で100名中25名合格のセレクションを受け念願の入学が決まりました
滝川第二はセレクションに合格しないと部活ができない仕組みになっています
その頃に出会った本が「トモニイコウ」でした
この本の帯に書かれているのは
「彼よりも結果を出した監督はいる。日本代表を多く育てた監督もいる。だが、黒田和生ほど、控え選手たちに愛された監督をわたしは知らない。」
と書かれています
「日本一より優先すべきことがある」
ここには「心の力」の伴わない子は伸びない。超高校級と騒がれてJリーグ入りしたものの、いつしか消えていった"天才少年"はごまんといる。
とも書かれています
僕もその一人だったかもしれません
しかしそんな子を増やさない、増やしたくない
それが今の星城高校選手たちの成長課程の「心の力」に繋がってるのも確かです
それはやはりサッカーだけできててもダメだと言うことです
最近もう一度読みたくなり引っ張り出してきたこの本
もう一度読み返してみたいと思います
黒田監督時代に女房役としてもやられてきた宮本コーチとの話しの中に「黒ちゃんはトップチームより下のトップに上がれない選手たちに力を注いでた」と聞かされました
本の中にはAチーム30%、Bチーム20%、Cチーム50%の割合で選手をみてきたと書いてあります
これが毎年毎年全国出場に名を連ねる理由なのかもしれません
以前にもお話しましたができることならもう一度黒田監督にお会いしお話したい
以前とは違う観点からのお話をさせて頂きたい
脳梗塞で倒れ恐らくお話もできないかと思います
ただ黒田監督を語るのはこの本一冊のみ
僕は僕流でしかできないけど、その僕流は僕と接した人には理解してくれてると思います
僕が残すべきことはサッカーではなく「心の力」ではないのかなぁと思っています