CORE SALON スタジオ

刈谷市富士見町にある体幹バランストレーニング&テーピングサロン

世界初

こんにちは!孝丸です

先日も少し触れました世界初の塗料

現場で説明会と実際の作業状況取材が13日午後行なわれました

ケーブルテレビ、新聞各社、碧海地区の市役所職員、塗料メーカー、三州瓦組合、愛知県瓦組合など多数の方がお越しになり、完成景観、瓦が塗料になるまでの過程、また瓦を使って塗料にしようとしたか、作業状況などを視察されました

この塗料は三州瓦しかできない塗料とのことです

他の瓦では土も焼き方も違うと言うことで三州瓦でしかできない塗料となります

 

と言うことで三州の製造段階での不良の瓦、廃材などを利用するこの塗料

実は無機塗料

本来、塗料は有機塗料(合成樹脂調合ペイント)です

化学物質を顔料に混ぜることにより密着度、耐候性、耐久性、また樹脂を入れることでアクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂のそれぞれの樹脂で強度をあげています

また水性樹脂、油性樹脂、溶剤などで塗装する物によって変えることができます

その樹脂を無機樹脂を使います

要するに接着であれば糊

顔料であれば植物からの天然顔料や炭などを使います

試作段階では瓦が強すぎで割れが発生

純無機ではやはり対応し難い瓦の粉体でした

試作を何度もした結果、やはり合成樹脂に頼ざる負えず10%だけ合成樹脂(有機)を入れ何とか商品になりました

しかし臭いはほとんど感じられず、職人の身体への害もほとんどなく、また居住者の臭いはもちろんアレルギーや中毒性がほとんどない塗料となりました

ただ作業性に関してはいろいろな問題点もありますが、これは職人の問題であって技術、経験などでカバーできる範囲内であることも僕の作業していく中で感じられたことです

ただ一つだけメーカー社長に申し上げたのは撹拌の対策です

瓦の粉なのではやり比重が無機樹脂より遥かやな重く、10分ほどで分離し、瓦粉が沈殿してしまう

また翌日には瓦粉が容器の下で硬くなりなかなか撹拌できないと言うこと

その点だけクリアすれば素晴らしく良い塗料だと思います

瓦塗料の利点としては塗料自体に熱を持たないため塗装部を触るとひんやりします

要するに室内温度も上がり難いと言うことになります

また強度が強く傷がつきにくいと言うことです

ただ現在、その技術、機械上、コストがかかります

通常の塗料の5倍から6倍です

それを一般住宅に使用するにはなかなか難しいかと思います

だいたい1平米辺り、6000円くらいの単価になるのではないでしょうか

 

今後として三河シーホースのアリーナが安城市に新築されます

そのアリーナに使用する予定が上がっているようです

 

今回、世界初と言うことで僕がその塗料を使った初めての職人となります

パンフレットもまだできておらず、この現場でパンフレットを作ることになるようです

またメーカー社長に「ムラになりやすく難しい塗料ですがムラもなく素晴らしく綺麗に塗れてます」と褒めてくださいました


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