こんにちは!孝丸です
全国高校サッカー選手権大会についてお話しします
現在、各都道府県で予選が開催されています
全国大会出場校は都道府県によって違いますが11月頃決まります
また全国大会の抽選も11月20日前後には行われます
12月28日開会式
12月29日に1回戦
12月31日に2回戦
1月2日に3回戦
1月4日に4回戦(準々決勝)
1月5日、6日休養日
1月7日に準決勝
1月10日決勝
と2日に1試合ペースの超ハードスケジュールです
全試合ノックアウト方式
東京都のみ2校出場
東京都以外は1校のみ出場
3位決定戦は無し
準々決勝までは40×40→PK
準決勝は45×45→PK
決勝は45×45→延長10×10→PK
となります
各試合毎20名登録
控え選手9名中、交代枠5名まで
スタッフ5名(監督、コーチ、マネージャー、トレーナー又はドクターなど)
例えば1試合でスタメン11名を5名交代したとして16名が最大ピッチに立つことになりますが2日後に次回戦に出場しなければならないことになります
それが4試合続くことになります
しかも準々決勝はその2日後となります
さらに3日後には決勝ですので毎日のケア、調整が大切となります
20名で2日に1試合の4試合は当然試合を勝っていけば無理も出てくるでしょう
またどうしても替えられない選手も出てきます
仮に2チームできたとしても6日で1チーム2試合やることになります
現実的には交代選手で休ませることとなります
なので疲労や怪我を考えるとやはり最低でも20名以上の選手は必要かと思います
各学校とも選手選びに頭を悩ませるところでしょう
また当然個々のスタミナは最低限必要ということです
分かりやすく言うと全試合出るとなると毎日2時間くらいは走るくらいのスタミナが必要になるというわけです
なので全国に出場するチームはとてつもなく走っているところが多いということです
こんな話しがあります
ある高校サッカーでの話しですが一人のコーチが「なんであんな下手くそ出すんや」と言ったところ監督が「走れるから出すんや」と言ったくらいスタミナは大切だということです
因みにその走れる選手はその後、日本代表選手になりました
県大会出場と同時に全国を視野に入れ選手の準備が必要となります
またハードスケジュールに対応できるよう選手のリカバリーのために必要となるのがトレーナーということになります
試合前、試合後のケアは当然のこと、極力ベストのパフォーマンスが発揮できるように身体調整をしていくのがトレーナーの役割となります
主なリカバリーとしてリカバリーのためのストレッチ、軽マッサージ、筋膜リリース、テーピング、血圧チェック、心拍数チェックなどを試合の都度出場選手に行うこととなります
トレーナーは肉体強化だけではなく肉体のリカバリーも大切な仕事です
これがいわゆる「肉体職人」です
オープン前のことですがある方の紹介で某愛知県内の高校のサッカー部にお話しに行ったら話しを聞く前に「トレーナーね」と言われてそれっきりでした
まだまだ愛知県では重要視されていないのも確かです
しかし選手の身体の状態を一番理解してるのもトレーナーですし、トレーナーで各競技に特化する身体を作り勝敗を分けるのも私達の重要視するところです
その他、睡眠や気温による体調管理、食、メンタルのケアもトレーナーとして欠かせることのできないトータル的な分野になります
大会前後のケア、疲労回復にも是非ご利用ください